敵は脂肪です

二種類の汗腺

1日にかく汗の量は、特別な運動をしなくても約500mlで、ペットボトルの飲み物1本分程度です。
運動をすれば、1時間で1ℓ以上にもなります。

汗は、「汗腺」からの分泌物ですが、実際に汗を出す汗腺は「能動汗腺」と言われ、日本人の場合は平均して約230万個です。
汗腺は、ほぼ全身の皮膚面にありますが、特に手のひらや足の裏に密になっていて、次に顔面と頸部で密になっています。
体幹や手足には少ないということで、ちょっと意外な気がしませんか?

汗腺には2種類あって、ほぼ全身にあるエクリン腺と、脇の下などの限られた部分にあるアポクリン腺です。
アポクリン腺は思春期になると発達し、分泌物(汗)は特殊なニオイをもっています。
これが体臭の一つの原因となりますが、体温調節には役立ちません。

痩せるためには、脂肪を燃焼することが重要です。
汗は体温の調節をするための働きをしますが、脂肪を燃焼させているのではありません。

カロリー消費は体内にある脂肪の燃焼

「カロリー」とは、エネルギーの単位で、 1ℓの水の温度を1℃上げるために必要なエネルギーが1kcalです。

人間のエネルギー源は「食糧」です。
食べ物の中に含まれる栄養分が、体の中でエネルギーに変わる仕組みを代謝といいます。
また、人間が寝ていても、心臓が動き、血液が流れ、他の臓器なども休まず動いています。
こうした生命維持のために使われる最小限度のエネルギーの代謝を「基礎代謝」と言います。
家事や育児、仕事や勉強、歩く・走るなどには、さらなるエネルギーが必要になります。

ウォーキングのペースは1時間に約6.4km、または15分間に1.6kmです。
このペースを維持することができれば、しっかりと脂肪を燃焼することができるでしょう。